このコロナの自粛期間において本を読みたくなった方はいませんか?もちろん勉強をしたいという方もいるとはいらっしゃるとは思いますが小説はどうでしょうか?初心者でも読みやすい本を集めましたので参考にしてください。
いろいろな小説がありますが、僕が読んだ中からおすすめの本を5冊紹介します!
どれも理解しやすく、読むのが苦手でも読みやすいです。
ページ数もそこまで多くありません。
- ビブリア古書堂の事件手帖
- 限界集落株式会社
- 僕は明日、昨日の君とデートする
- アナログ
- 告白
の5本です。
ビブリア古書堂の事件手帖
~あらすじ~
ある古書店の店主である若い女性の方が、本に関するいろいろな事件を本の深い知識によって解決していく話です。また、その店主の女性の不思議さや可愛さに惹かれた男性も巻き込まれていきます。話が進むにつれて明らかになっていく女性の過去とは、、
この本は本を読んでみたくて、好きになりたい!という人にお勧めです。
町の小さな古本屋でのお話なので昔の有名な本や価値のある本、内容の面白い本がたくさん登場します。なので本に対する興味がとてもそそられます。”初版”や”絶版本”という言葉がなんかいも出てきて凄い値段のついた本があるので面白いです。知らない本ばかりです。
また、それらの本についても女性があらすじをスーパーわかりやすく話してくれます。
恋愛はメインの内容ではないので少しずつ進んでいく感じがたまりません。
1巻から7、8巻くらいまであって繋がってはいるのですが、どれも完結型なので自由に読めます。恋愛と女性の過去に関する内容は繋がっていて、メインの事件の解決に関しては各巻で完結しています。
古本屋で一冊100円とかで買えますよ。
限界集落株式会社
~あらすじ~
人口密度は減り、平均年齢はあがり、町の経済も悪い、、、そんな ”限界集落” に東京から帰ってきたエリートサラリーマンが町を復活させる! 野菜の販売方法や町の観光地化をしようとするも、役場の人や、麓の町の人などから圧力を受けていく、、数字を大切にするエリート男と情を大事にする女性との関係も動いていく。
僕が小説がおもしろい!!と思った最初の本がこれになります。
シンプルに内容が面白いです。町を復興するのですが、会社のような感じで頑張っていきます。いろいろな人と交渉をしたり、協力してもらったりと。話が進むにつれて、町の雰囲気が盛り上がっていくのがとても面白いです。
町に戻ってきたエリートと、もともと町で農家を手伝っていた女性の方とで協力、相談しながら進めていくのですが、全く逆のタイプです。
また、株式会社という言葉が作品名に入っている通り、経営や金融などに関する内容が入ってきます。なので経済、経営系にちょっと興味のあるという方には面白いと思います。僕は、これを読んで少しそういうのに興味が湧きました。
続編も一冊出たのですが、そんなに、、、なので一冊目の「限界集落株式会社」だけでいいと思います。続編の二冊目はネタ切れのような無理に繋げたような感じがします。一冊目は良いです!
僕は明日、昨日の君とデートする
~あらすじ~
始めて駅で会ったとき、なぜか彼女は涙を流します。次にあったときも悲しい顔をしています。デートをするときも門限があります。なぜこんなにも女性は苦しそうなのか、、、 その真実とは、、
悲しい現実に向き合いながらも、今ある幸せを一生懸命に感じながら生きていく。切なくもドキドキが止まらない泣けるストーリー。
これは映画にもなった作品です。”僕明日”と呼ばれていましたね。でも小説の方が良いです。絶対に2回は読みたくなります。
最近は似たような恋愛小説がたくさんあると思います。書店にいくとたくさんあってどれを選んだらいいのか全然わからないですよね。そしたらこれを買いましょう。後悔はしません。
ぼくはあまり恋愛小説が好きではなかったのですが、これを読んで好きになりました。
普通なら一緒に育まれていく、”好き”という感情がもどかしく書かれています。真実を知った瞬間に読み戻したくなって悲しくなって泣きます。1人泣き注意報です。好きな人っていうのは交友ことなのかなとも思います。
アナログ
~あらすじ~
サラリーマンがあるカフェで1人の女性に出会います。その女性はスマホはもちろん携帯電話も持っていません。連絡先などは交換できずに言われたのは、
「毎週同じ時間にこのカフェにいると思います」
この一言から始まった2人のアナログな関係が続いていきます。
現代においてはスマホのおかげで、おおくの人とすぐに簡単に連絡を取れて、会う約束ができて、便利で人と近くにいれるような時代になっています。
でも、昔は駅の掲示板や文通、口約束でのやり取りをしていました。
そんな時代に憧れるときはありませんか?心の温まるアナログな恋に浸ることが出来ます。
あの「ビートたけし」が書いた本なのでいかがですか?
少し短めなので簡単に読むことが出来ます!
告白
~あらすじ~
ある女性は教師でシングルマザーでした。ある日、幼い娘が学校のプールでなくなるという事件が起きました。犯人は担任の生徒であると見当はつけます。自分の推理をもとにその生徒を言葉などで泳がせながら事実をほんの少しずつ告白していきます。しかし、名乗り出ない生徒に対して、名指しをすることはなく直接責めることはしないものの未成年を裁けない中で攻めていきます。
”告白”とは隠される事実を未成年で裁かれることのない生徒に向けて下す制裁のようなものです。大人のすることなのかとは思いますが、社会のどうにもならない闇のようなものが見えて、読み進めたくなります。
このような女性の心の中をさらけ出すような作品は少ないのでとても新感覚になっています。終わってから、女性が主人公である小説の違和感を感じました。
湊かなえ さんの作品は他にもたくさんありますが、知るための最初の一冊としては良いと思います。
読んだときにいろいろと考えることがある作品です。
本を5冊紹介しましたが、どうでしょうか?
上の方の本から読んで欲しい感じですかね。
限界集落株式会社は1回とばしてもいいかも、、?
どれも読みやすくて、話も理解しやすいです。読むことがストレスになることはないと思います。
ぜひ暇な今のうちに本を読んでみては?